長らくのご無沙汰をしました。
しばらくイタリアをグルグルしておりましたので、間があいてしまいました。
詳細は徐々にアップさせていただきます。
何しろいろいろなことが起こるものですから、話題には事欠かないかと、思っています。
日本を出る前に、薩摩の国・鹿児島で仕事をしていたのですがその時のお話がまだアップされずじまいでいますので、先ずはそちらから。
鹿児島市の「CAINOYA」さんにお邪魔しました。
トスカーナ料理に焦点を当てた本格イタリアンです。
なぜ、「甲斐の屋」かというと、山梨県出身のおじいさんの代にはじめたお店だからだそうです。
看板:

おじいさんの代からということで、1931創業。
昨年の山形屋イタリア展で知り合いになった塩澤シェフ。若いのにとっても情熱溢れるシェフで、鹿児島で本格的なリストランテ・イタリアーノを!と日々材料探しや料理研究に余念がありません。実はかなり前に 銀座「ラ・ベットラ」にも邪魔した記事を書きましたが、ここにはこの塩澤シェフやスタッフと一緒に行ったんですよ~。
もちろん、この日のメニューはお任せで。
先ずは、アンティパスト:

切ったところで気がつくんだなぁ、写真撮り忘れを。
トリュフ風味のきのこペーストとバカラ(干しだら)とジャガイモのコロッケ
(トリュフ風味のペースト&バカラは
地中海フーズさんのもの)お野菜はすべて自家製。もちろん、無農薬!
次は:

ポルチーニのスープ。中に入っているのはフォアちゃん。筆者フォアグラ好き。
本当はですね、このスープは一緒に行った地中海フーズYさんのために塩澤シェフが作ってくださったもの。
私へは、こちらのアンティパストが用意されていました。

秋刀魚のミルフィーユ仕立てと、フランボアーズヴィネガーでマリネした鯖ちゃん。
これもとても美味しかったのですが!!
ですが!大のキノコ好き&フォアグラ好きな筆者のために、優しいYさんは泣く泣く取り替えてくれたのです。
いつもすみませんねぇ。。。超わがままで。感謝しています。ホントです。
(因みにこの話は、私のわがまま話・その?(100)とかでずっと語り継がれる事と思います)
さて、プリモは:

タリアテッレ アッラ ボスカイオーラ(サルシッチャ(ソーセージ)と茸のソース)
因みにワインは、これまた大~好きなフリウリのカベルネ・フランを出していただきました。
1999年、かなり美味しかったです。大大満足。

Yさんは:

スペルト小麦という古代小麦を練りこんだパッパルデッレ(トスカーナ風幅広パスタ)
短角牛テールのお肉とポルチーニ&イタリア栗のラグー(この栗はメ
ルカトレーディングさんのもの)
セコンドは:

仔牛フィレ肉のロッシーニ・ソース(赤ワイン&フォンドゥータ)※フォンドゥータはフランス語でフォンデュのこと(チーズフォンドュとか)
Yさんは:

岩手産短角牛サーロイン
赤カベルネ・フランとこの二皿のお肉と相性良いんだな、これが。
その後、他のお客様もいなくなり、私たちだけになったので、シェフがいろいろなものを出してきてくださいました。

チーズ3種。シェフがタレッジョの熟成ものが好物なようで。
更に:

なんと、三岳。一緒に行ったYさんは鹿児島出身の大の焼酎好き。
更に更に:

これは、その名も「天使の誘惑」という焼酎。
初めて飲みました。まさに誘惑されてしまった感じ。
サスガに私はもういっぱいいっぱい。お酒も入りませ~ん。
しかも次の日はまたハードなお仕事。
それまでかなり熱く語っていた塩澤シェフも、天使に誘惑されたのか、グーグー眠ってしまって。。。
そろそろ、おいとますることにしました。
私の出会う人は、「熱く語る系」が多いのは、なんでかなぁ。
鹿児島で本格イタリアン(特に、トスカーナ料理)を召し上がりたい方は
CAINOYAさんのサイトから。
それではまた~
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