スイス・バーゼルからぎりぎりでミラノ駅に到着。
そこから、一か八かの賭け状態で、ストライキのマルペンサ空港へ。
われわれのフライトは19:30発。
ストライキ解除は19:00!
そう、私たちは難なくするっと!BARI(バーリ)行きの飛行機に乗り込みました^^
20:50。
バーリ空港到着までは、何の問題もありませんでした。
その後、予約していたレンタカーを借り、空港近くのホテルに着いて
まず、カンパーイ!
と行くところだったに。。。
車を借りるのに結構時間がかかったので
乗り込んだのはすでに22:00。
車にナビが付いていないので、ホテルの人に電話して行き方を尋ねました。
「とても近い!空港からだと15分!来かたは簡単よ!」
と、
絵にかいたような正真正銘のイタリアっぽい答え。
不安指数100%。
15分って、それで着くはずないよね、なんて噂しながらしゅっぱ~つ!
すべては、高速の降り口を間違ったところから始まりました。
南イタリアの田舎の夜の道は、なんたって、真っ暗!
ご想像通り、灯り一つありません。
後ろから車が来ると、異常に緊張する私たち。
「追剥にあったらどうしよぉー」
「いまどき、追剥って。」
「だって、ここ、バーリよ!」
などという会話を交わしながら、ドキドキのドライブ。
街明かりが見えると、「あっちかしら?」などと、
野生の感を働かせながら
車を走らせるわれわれ。(と言っても運転していたのは私の友人なんですけどね^^)
ときどき現れるSannicandro(サンニカンドロ)と書かれた、小さな小さな標識を目当てに
走って走って、何度もUターンし。
やっとサンニカンドロまでたどり着いたのですが、そこから何十回その町の周りをまわったでしょうか!?
再びホテルに電話しましたら、今度は別の青年が出てきました。
「道に迷っちゃたみたい。。。」と言いましたら
「今どちらですか?前に何が見えますか?」などとても親切。
でも、この青年、サンニカンドロ出身ではなく!町のことは素人さんで@@;
お互い雲をつかむような会話。携帯は離せないけど、電池も心配なので
切ったりかけたり。忙しい。
その間も、「ここさっき通ったよね?」という会話を何回したかわかりません。
「Vicinissimo,Semplicissimo!」(とっても近い、とっても簡単)と言われていたのとは程遠い行程。
0:30。
結局、2時間以上かかって到着。ふぇ~~~。
おなかスキスキ。
フロントのお兄さんは
「今日のお昼にスイスを出てから何も食べていない」と
ハラペコ光線を出しまくっていた私の様子に
「宅配ピッザでもとりましょうか?」と
と気の毒がってくれました。
でも、12時をまわった超田舎で、宅配ピッザが来てくれるはずもなく
しょんぼりした私たちに
お兄さんは、「プーリアのフォカッチャ、チーズ、サラーミでよければお持ちしましょう!」
ですって。
でよければ、なんて、それでいいに決まってるじゃない!
もちろん答えは「ヨロシクー」
ハラペコ光線が彼の心を動かした!
威力満点!
お部屋でミニシャンパンボトルをあけ、
「かんぱーい!」
私たちのバーリ空港からの超冒険旅行第一夜。
ぐっすり眠って、目覚めると

これはこれは、インターネットで見た通り。
Hotel Pirota(ホテル・ピロータ)
その名の通り、私も大好きなMotoGPの選手の写真などが飾ってあって
親近感のわくホテルですが。。。
なにせ、思いっきりわかりにくいところにあるのです。
冒険好きな挑戦者の方には、お勧め?でしょうか。
よろしかったら、ぜひ。
なんでこんなホテルを予約したかって?
それは、車を運転した彼女に聞いて下さい^^
このホテルを出たところには

盆栽?

いえ、オリーヴ。

盆栽?

いえ、オリーヴ。

盆栽?

いえ、オリーヴ。
と、今まで見たこともない剪定をされたオリーヴの木がそそかしこに。
われわれは、「
ポンポン・オリーヴ」とネーミングしました。
カワイイ^^にゃ~
冒険は、ここで終わりではありませんよ~の巻
ではまた~
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